RedmineのテーマをCandyCaneで使ってみた

プラグインは言語が違うので無理ですが、テーマなら言語関係ないのでRedmineのがCandyCaneでも使えるんじゃないかと思って試してみました。 今回はRedmine Themeで検索して上の方にでてきたfarend basicをCandyCaneで使ってみます。

テーマのダウンロード

まず、テーマをダウンロードするのですが、RedmineとCandyCane(CakePHP)ではテーマのディレクトリ構成など多少違うのでそのままダウンロードするだけだと動きません。 なので、CakePHPの規則に従った形でテーマを用意します。

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$ cd {CANDYCANE_ROOT_DIR}
$ mkdir -p app/webroot/themed/farend_basic/css

次にテーマのcssをダウンロードしてきます。

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$ cd app/webroot/themed/farend_basic/css
$ wget https://raw.github.com/farend/redmine_theme_farend_basic/master/stylesheets/application.css

今回のはcss1個だけなのでディレクトリ作ってcssだけダウンロードしてきましたが、テーマに画像などが含まれている場合はzipファイルとかでダウンロードしてきたあとcssの入っているディレクトリを変更するのが簡単だと思います。

テーマの修正

CandyCaneはデフォルトのapplication.cssを読み込んだ後にテーマのcssを読み込む為、テーマのcss内にあるapplication.cssの読み込み処理を削除(コメントアウト)します。そもそもPATHが違うのでエラーでちゃいますし。

application.css
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/* @import url(../../../stylesheets/application.css); */

テーマの設定

テーマファイルを設置したら後はCandyCaneの画面上でfarend basicテーマを使用するよう設定します。 管理の設定からテーマのセレクトボックスでfarend_basicを選択すると、さっきDLしてきたfarend_basicが使えるようになります。

このテーマは基本的な所は変わらないので分かりにくいですが、チケットの一覧ページに行くと優先度に応じて色が付いているのが分かると思います。

書いてから投稿までに数日経ってしまったのでちょっと他のテーマも動かしてみました。Redmineのテーマ一覧一覧の一番上にあったA1 themeっていうテーマです。これもfarend basicと同じやり方で使えます。

終わりに

こんな感じで比較的簡単にRedmineのテーマが使用できるのでライセンス的に問題のないやつがあればCandyCane用にコンバートしてみたり、Redmineのテーマを参考にCandyCaneのテーマを作ってみてはどうでしょうか。

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